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家庭用蓄電池(続き)WiFiルーター変更問題

前回記事 の続きです。   9月にインターネット回線業者を変更し、WiFiルーターも変更しようとしたところ、蓄電池アプリでエラーが出てモニターできなくなりました。  手元の資料や検索で対処法がわからなかったので、設置業者に電話しましたが、アフターサービスからの折り返し電話がなく、前回同様メーカーのサポートにメールで問い合わせたところ、今回は設置業者に問い合わせるよう差し戻されてしまいました。  調べてみると、遅まきながら設置業者(スマートテック社)が2月(前回記事執筆以前)に民事再生法手続きを開始していることと、サポート窓口の外部委託化のはがきが6月に来ていることに気づきました。 再度設置業者と外部委託窓口に電話してみましたが、やはり折り返し電話がないので、再度メーカーのサポートに問い合わせたところ、データロガー(機器)のシリアルナンバーから中間商社の名前を調べてくれ、そちらに連絡するように言われました。 中間商社 のサポート窓口に問い合わせると、メールでサポートをいただくことができ、なんとかWiFiルーターへの再接続ができました。実際のところ、最後のステップはデータロガーに接続しているルーター(中継器)とWiFiルーターを WPS 接続するというもので、これは自分で思いついたのでした。 アプリは復旧しましたが、1ヶ月弱のログはなくなって(見えなくなって)いました。 今回の教訓 長期サポートが必要な高額商品を存続が怪しい企業から購入してはいけない。 WiFi機器の知識が十分にあれば最初にWPSを試して解決できていたかもしれない。 データロガー周りの仕組みについて若干学ぶことができた。

家庭用蓄電池

家庭用蓄電池を(昨年1月に)買ってしまった顛末を書きます。 まずは結論 セールストークに引っかかってしまった。 製品自体には満足している。 誤算は電力価格の低迷 ということで時系列順に... 契約 2023年1月中旬に某代理店からセールスの電話を受けました。家庭用蓄電池のセールスは V2H を導入していたので断っていたのですが、買電20円/KWHというキャッチに引っかかって訪問を受けることにしました。 購買のポイントは経済的メリットがあるかどうかという点に尽きます。 蓄電池の経済的メリットは買電単価と太陽光電力の売電単価の差に依存します。蓄電池の寿命を20年とすると20年間の平均単価を考えればよいわけです。2022年12月の電気料金単価は41円/KWHで、その10年前は29円/KWHだったので41%の値上がりですが、よく覚えていない理由で今後20年の平均電力価格を50%値上がりの61円/KWHとしました。売電価格は11.5円/KWHで固定とすると売買電による利潤は50円/KWHとなります。 蓄電池容量を5KWhとすると月最大150KWh なので月7,500円〜年90,000円〜20年で180万円の収入になります。蓄電池の価格は175万ですが、20年保証で太陽光発電のパワーコンディショナー2個分(75万円ぐらい)の価格を含むということで、だいぶお得な気がして その場で 契約してしまいました(皆さんは その場での 契約はしないようご注意ください!)。 クーリングオフ期間中に気づいたのは晴天率(曇天率)を計算に入れていなかったことでした。住んでいるところの晴天率〜58%を乗じるとそんなにお得ではないことになりますが、解約にはいたりませんでした(後で晴天率はあまり問題にはならないことがわかりました)。 純粋に経済的なことを言えば同じ金額を金融商品に投資していればずっと大きなリターンを得ることができますが、蓄電池には緊急時の電源機能であったり、FIT終了後の買取価格の下落の心理的ケアといった側面もあるので、それはよしとします。 他の懸念事項として、20年保証がついているといっても世の中何が起こるかわからないという(すべての設備導入に伴う)一般的な不安はあります... その後 3月 アプリでエラーが出て、設定を出張で直してもらう。ソフトウェアの更新のせいらしい。 その後アプリで