久しぶりのLaTex

Overleaf にふれる機会があったので、久しぶりに LaTex で論文を作ってみた。引っかかった点をいくつかメモしておく。

ヘッダー

プリアンブルに
\usepackage{fancyhdr} 
を入れ、本文に
\pagestyle{fancy}
を入れる。
最初のページだけヘッダーを2行にしたいので
\thispagestyle{fancy}
\rhead{最初のページのヘッダー1行目\\
最初のページのヘッダー2行目}
とする。
デフォルトでヘッダーと本文の間に線が入ってしまうので
\renewcommand{\headrulewidth}{0pt}
で削除
2ページ目以降のヘッダーは、2ページ目以降で
\rhead{全体のヘッダー}
\lhead{}
とする。\lhead{} は、なぜかヘッダーの左側に入ってしまう節の題名を消すためである。

セルの結合を行うためにプリアンブルに
\usepackage{multicol} 
を入れる。表の中のセルの結合の指定は例えば
\multicolumn{6}{|c|}{...}
などとする。
セルの中の改行はこちらを参照のこと
列の高さ調整には \rule{0pt}{3ex} といった「支柱」を用いた。

その他

表の部分だけ1段組にしたかったが、かなり面倒なことになりそうなのであきらめた。
図のキャプションに改行を入れるのも面倒になりそうなので、キャプションのマージンを
\setlength{\captionmargin}{...pt} 
で設定してごまかした(プリアンブルに\usepackage{caption}が必要かもしれない)。
脚注に URL を入れたら URL の中のアンダースコアでエラーが出たので、プリアンブルに\usepackage{url}) を入れ、URL を \url{....} で囲った。また、箇条書きをカスタマイズするために ennumerate.sty を使った。

感想

ほとんど任意の調整の度にウェブを調べて解決策を探すのはビジネス的にはまったくの時間の無駄である。しかし解決の度に脳に報酬が与えられるので、麻薬的な効果はあるのではないか(そして中毒者が大量に発生しているのではないか)と推定される。
ところで最近PCを買い替え、新しい Mac では今まで使っていた32bit版の MS Office が使えなくなった。今のところ古い Mac も併用しているので問題ないのだが...

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