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Visualizzazione dei post da novembre, 2020

久しぶりのLaTex

Overleaf にふれる機会があったので、久しぶりに LaTex で論文を作ってみた。引っかかった点をいくつかメモしておく。 ヘッダー プリアンブルに \usepackage{fancyhdr} を入れ、本文に \pagestyle{fancy} を入れる。 最初のページだけヘッダーを2行にしたいので \thispagestyle{fancy} \rhead{最初のページのヘッダー1行目\\ 最初のページのヘッダー2行目} とする。 デフォルトでヘッダーと本文の間に線が入ってしまうので \renewcommand{\headrulewidth}{0pt} で削除 2ページ目以降のヘッダーは、2ページ目以降で \rhead{全体のヘッダー} \lhead{} とする。 \lhead{} は、なぜかヘッダーの左側に入ってしまう節の題名を消すためである。 表 セルの結合を行うためにプリアンブルに \usepackage{multicol} を入れる。表の中のセルの結合の指定は例えば \multicolumn{6}{|c|}{...} などとする。 セルの中の改行は こちら を参照のこと 列の高さ調整には \rule{0pt}{3ex} といった「支柱」を用いた。 その他 表の部分だけ1段組にしたかったが、かなり面倒なことになりそうなのであきらめた。 図のキャプションに改行を入れるのも面倒になりそうなので、キャプションのマージンを \setlength{\captionmargin}{...pt} で設定してごまかした(プリアンブルに \usepackage{caption} が必要かもしれない)。 脚注に URL を入れたら URL の中のアンダースコアでエラーが出たので、プリアンブルに \usepackage{url}) を入れ、URL を \url{....} で囲った。また、 箇条書きをカスタマイズする ために ennumerate.sty を使った。 感想 ほとんど任意の調整の度にウェブを調べて解決策を探すのはビジネス的にはまったくの時間の無駄である。しかし解決の度に脳に報酬が与えられるので、麻薬的な効果はあるのではないか(そして中毒者が大量に発生しているのではないか)と推定される。 ところで最近PCを買い替え、新しい Mac では今まで

Anne with an E (Season 1)

Immagine
NHK でシーズン1(1〜8話・元シリーズ7話を8話に編集)を見ました。 ミニシリーズかと思いましたが、シーズン3まであるようです(NHKが放送してくれるかどうかは現時点では不明)。 今回の adaptation では映像的なリアリズムが重視されているようで、映像は透明感と奥行きがあって非常にきれいです。配役としては主人公役の Amybeth McNulty が(超おでこな点・目が離れている点を含め)近藤喜文氏のアンを彷彿とさせ(既視感が...)、演技も素晴らしく見えます。今回のマリラは形態的に尖っています。子どもたちの描写はあるある感があります。 原作を見返してみると思ったより原作に沿った作りになっています。一方、原作ではそれほど大事にならないブローチ事件でアンが孤児院に送り返される話は印象的です。アンの初潮の話、マリラが先進的な母親の会に出席する話、アンが学校でフィリップス先生について性的に下品な噂話をみんなにしてしまい、学校にいけなくなる話や、火事になったルビーの家に飛び込んで窓を締めて消火を助ける話は原作になかったと思います。最終話では、作物が事故で売れずにマシューが心労で倒れ(死んでない)グリーン・ゲイブルズが経済危機に陥ります(それはそれでなんとかなったようなのですが、別の cliffhanger  で終了します...)。 キャラクターとしては、マリラとマシューそれぞれの想い人が描かれます。ダイアナのおばさん  Josephine  が登場しますが、同性愛者であることがほのめかされます。他にグリーン・ゲイブルズに雇われているフランス語話者の男の子(Jerry・原作でも名前は出ている)もそこそこ重要な役割を果たします。 北米の(質素な)中産階級の人々の物量感にはいつもながら圧倒されます(家が大きい)...