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Visualizzazione dei post da novembre, 2022

代理旅行業?

 最近はなかなか旅行にもいけないので「代わりに旅行に行ってくれる」代理旅行業(サービス)なるものがないか検索してみましたが、ピッタリのものが見当たりませんでした。 想定したのは現地ガイドさんにオンラインでカメラ、音声をつないだ状態で指定した場所に行っていただくという単純なサービスです(特殊な機材とソフトウェアを使った没入型 [VR] ディスプレイでのサービス提供とかも考えられますが)。近頃では自動翻訳ソフトもあるので、ことばの問題はあまり気にしなくてもよいかもしれません。 関連しそうなものとして見つかったのは次のようなものです。 代わりにぬいぐるみが旅行に行ってくれるサービス 自動運転ロボットの提案 録画など基づくバーチャルツアー 例えば こちら (COVID-19 が猛威をふるっていたころなら仕事がなくなっていたガイドさんたちが「代わりに旅行に行ってくれる」サービスを提供していたかもしれません。) 代理旅行サービスのメリットは 物理的、時間的に旅行に行けなくても遠隔地のものごとを「見る」ことができる。 移動の苦行を避けることができる。 サービス提供者に知識があれば現地の知識を詳しく知ることができる(個人旅行と対比した場合)。 柔軟な行き先設定(パック旅行と対比した場合) 適宜時間を設定すれば時差ボケの問題がない 航空燃料を消費しないのでエコ 感染対策などに気を使う必要がない 場合によっては安価 (同一のガイドさんが全行程につきあう必要はありません〜見たいところだけ設定した時間に行っていただければよいという形でよいでしょう。) デメリットは 視聴覚以外の感覚(特に味覚)情報が得られない。 「そこへ行った」ということにはならない。 場合によっては高価(ガイド代) 旅行は「そこへ行った」という事実が重要だったりするので、そこが最大のネックかも知れませんが、取材などで現地の「視察」が必要な場合、役に立つサービスなのではないかと思います。 こういうサービスができたらおまえは行くのかという問いについては、もう少しして(足腰が弱ったりして)本当に旅行ができなくなりそうになってきたらもう一度調べてみようと思いますと答えておきます...

SDGs

 岩波新書『 SDGs 危機の時代の羅針盤 』(2020)を読みました。 Wikipedia によれば「持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)は、2015年9月25日に国連総会で採択された、持続可能な開発のための17の国際目標」で「その下に169の達成基準と232の指標が決められている」とのことです( 全文 )。特に貧困の解消と環境の問題が重要視されているようです。 人類(わたしたち)が当面取り組むべき(変革すべき)課題を総括的に国際社会(国家やNGOなど)が国連の枠組みでとりまとめたものということで、大きな意味があると思います。 目標は各国を拘束しないということでまとまった側面もある一方、実効性がないという問題もあります。実際、2019年の首脳級会合では進捗の遅れが指摘されているようです。 メディアの取り扱いのせいか SDGsというと環境問題を思い浮かべていましたが、この本では地域でNGO諸団体などが地道に取り組んでいるその他の諸課題を多くひろっています(共著者の一人がNGOの方であることにもよっているかと思います)。 この本を読んだ動機の一つは「SDGsはアヘンである」という 物言い があってひっかかっていたということがあります。「アヘンである」ということは、それらが擬似問題であって他に取り組むべき重要な問題があるという意味合いかと思いますが、腑に落ちません。資本主義を取り除くことがより重要だと言いたいのかもしれませんが、目標と原因を取り違えている気もします。あるいは気候問題がより重要ということなのかもしれませんが、当人も(SDGsがそうであるように)人権その他の諸問題に広く目を配っているようです。 SDGs はとっつきやすくするためか目標のカラーコーティングが行われており、SDGs を扱う記事や番組はトレンディな感覚を与えます。そこらへんもアヘンぽく見えるのかもしれません。もちろんSDGs を標榜した企業などの「 グリーンウォッシング 」(やってるふり)が問題であることは言を俟ちません。 いずれにしても SDGs の主要課題である環境問題、特に気候変動問題(そちらを議論する主な会議は COP)は待ったなしです。他の課題と違い解決が遅れると地球環境全体に非可逆的な変化が起きてしまう可能性があるからです。 メデ

電子本閲覧アプリ

今まで使った電子本閲覧アプリについて書きます。 特に指定がなければアプリは iOS 用のものです。 Kindle 最も多く使っています(主に洋書読書用)。 日英以外の洋書もないことはないです。 テキストのコピーは通常可能。 独自の辞書と翻訳(Bing?)、読み上げ機能(翻訳パネルより)がついています。 辞書と翻訳はあまり良くない気がします(辞書は使いづらく、翻訳は意味不明な結果が多い)。 複数デバイス間で同期します。 Kindle Cloud Reader (ブラウザアプリ) Kindleアプリで読めてもこちらでは読めないコンテンツも多いです。 テキストのコピーは不可。 辞書や翻訳、読み上げ機能はない。 ハイライトは黄色のみ。 ハイライトと最後に読んだ箇所はアプリ版と同期する仕様ですが不安定。 Books 有料コンテンツはそれほど充実していません。 和書以外のコンテンツも(韓国語を含め)ないことはないです。 テキストのコピーは可能ですが、都度書誌情報も一緒にコピーされてきます。 辞書や翻訳、読み上げ機能は iOS のもの。 辞書は活用された韓国語の単語を直接引くことができないものの、代わりに翻訳が使えます(たまに意味不明の場合は外部の翻訳ソフトを使用)。 honto リーダー 和書が充実しています(外国語の本はたぶんない)。 直接のテキストコピーは不可ですが、コンテンツによっては選択箇所のWeb検索ができるので、ブラウザの検索窓経由でコピーすることが可能。 辞書引きは iOS の辞書を利用しています。 Acrobat Digital Edition 以前、外国の電子書店で購入した epub (Adobe DRM付き)を読むのに利用していました。 一時障害が発生してコンテンツを読めなくなったので、下記の PocketBook に移行しました。 テキストのコピーは不可。 翻訳、読み上げ機能はない。 辞書は iOS のもの、デフォルトのテキスト選択で句読点を含んでしまい、含まないように調整しないと辞書が引けないのでやや面倒。英語、イタリア語、ドイツ語などは活用していても引ける。 PocketBook 外国の電子書店で購入した epub (Adobe DRM付き)を読むのに利用しています。 テキストのコピー可能。 辞書