Dia 5: Cienfuegos→La Habana 2009-09-19 (sábado)

朝食前にシエンフエゴスの散歩

値段は対して日本と変わらない。

Cosas importantes en Cuba

El Boulvard (Ave. 54)

La virgen patriotica (en el Catedral de Nuestra Señora de la Purísima Concepción)


La Habana
朝食後ハバナへバス移動
昼食はハバナのバスターミナルでサンドウィッチ。
その後タクシーで宿の近くまで
今度は10cuc(1cuc≒¥100)。やっぱり前回は「悪徳」タクシーだったのね。

宿に着くと申し訳ないが部屋の用意ができていないと言われる。先客が下痢で病院に行き、チェックアウトしていないと。ええっ、それって大丈夫なんですか...。

ともかく街へ出ることに。
旧市街を北上、「フリーマーケット」には個性的な絵が並ぶ。さらに見ておかなければと思った革命博物館へ。5cuc+カメラ携帯代2cuc。しかーし、ここで係員がおつりを1cucごまかそうとしたのである。So much for the revolution...。展示は8割ぐらいがスペイン語だけの説明で、辞書をひくのも面倒なのでさっと流し見。行きのバスでシエンフエゴスの名前は人名から来ているのかもと聞いていたが、確かにシエンフエゴスという革命の闘士がいるようである。

Sr. Bush, et al. (en el Museo de la Revolución)

体力も限界に達し、公園のベンチでしばらく座り込む(後で宿の奥さんに聞いたところでは、9月になって暑くなったそうである)。何とか起き上がってフエルタ要塞へ回ってみると5時で閉館するところだった。翌日(日曜日)は休館とのこと。うーん、地球の歩き方の情報とぜんぜん違うじゃん。まあいいけど。

で、6時を回るまでぶらぶらした後、食事をすることに。7cucでカクテル+メイン+アイスクリームというセットメニュー。カクテルは迷わずモヒートにする。この時、1人の老人が声をかけてくる。老人はTony-Kingという音楽家(打楽器奏者)だといい、4年前に日本に行ったこともあるという。彼は飲み物をおごってくれといい、OKすると彼は麦芽飲料(牛乳なしのMiloが缶入りになっているようなもの?)を頼んだ。8時から音楽の生演奏があるらしく、音楽家が集まり始めていた。ちょっと待つことになるが、行くところもないのでまあいいか。老人は別のレストランで行われるコンサートのビラを取り出した。私もそのビラは受け取っていた。老人は自分が演奏するそのコンサートに行かないかという。値段は20cuc...興味があれば高くはないのかもしれないが、音楽はこちらでも聞けるということで、行く気にはならなかった。8時になる前にコーヒーを老人の分と2人分頼んで飲んだ。どうも老人はこちらでは演奏しないらしい。演奏は伝統的なキューバ音楽らしかった(聞きにきていた別の音楽家が私にブエナビスタソシアルクラブを知っているかと聞いたので、たぶんその筋のものなのだろう)。演奏(あまり聴衆は多くない)は30分ぐらいで終了し、案の定CDを売りつけられた。10cuc。老人から「紹介」されてしまっていたし、演奏チップは払うつもりだったのでまあいいか。

Café Express (con Tony-King a la derecha)
老人には別のコンサートには行かないと言ったが、帰る方向が同じだったので、コンサート会場まで一緒に行く。会場まで行くと入場料(夕食付)が30cucだと判明する。老人はそこにいた人に何か話をし、一旦は只で入れるということで、中へ入ってみるが、しばらくすると係員がやはり払ってくれと言いにきたので、外に出た。
「ということならビールでも」と老人は広場の反対側にある地ビールの店へ私を連れて行った。地ビールは2cuc×2。「いつも食事はしないんですか」「いや演奏の前に食事をするとよくないんだ」と老人は言った。
「しかし Felix Baloy を聞かないなんて。」
残念ながら私は音楽に疎い。今になって調べてみると確かにWikipediaにも載っているようだが、それが問題なわけではない。老人は私にタバコ一箱(たぶん1cuc以下)をおごらせた。
「演奏は何時からですか」
「11時から」
「私は明日日本に帰るんです。」
「ああ、それなら理解できる。」
「ビール...1杯で終わりにしよう」と老人は言い、店員のところへ行った。ああっ「今何をしたんです?お勘定ですか?」「いやビールを頼んだ。」「...」ともごもご言ったところには「もう(otra)」が入っていたのかっ。
「日本では働いてから給料をもらうまでどのくらい時間がかかるんだ?」
「何でそんなこと聞くんです?」
彼はこのことについてしつこく聞いてきたが、なぜそんな質問をするのかわからなかった。
しばらくして、老人は何か食べるものをおごってくれと言い始めた。金がないという。
「でも今日演奏すればお金が入るでしょう?」「いや、金が入るまで15日かかる。」ああ、さっきの質問はこれの伏線だったんだ。
「3cucでいい」
老人は目の前のメニューを物色しはじめた。
「でもこんな観光客用の高いところで食べる必要はないでしょう?」
「いや...」(もごもご)
老人は食い下がったが、私はうんと言わなかった。
「飲み物はともかく、食べ物をあげる必要はないでしょう?しかも、そんなの、正しくないです。」
「さっき演奏の前に食べるのはよくないって言ったじゃないですか。」
「いや...」(もごもご)
もはや完全に論理が破綻している...。
私は老人に「幸運を(buena suerte!)」と言って店を出た。老人は悲しそうに一人でテーブルにすわりつづけていた。広場を横切ってコンサート会場の横を通ると、11時を過ぎて男性歌手が歌い始めている。

宿に帰って寝る前に、あったことを簡単に宿のご夫婦に報告した。ご夫婦はちょっと申し訳なさそうに顔を見合わせた。

かくして最後の晩になって「典型的キューバ体験」をしてしまったのだが、これって一種のエンタテインメントなんですかね?

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