充電カードなし iMiev 弾丸ツアー

10kWh iMiev で約280km 離れた木曽へ中央高速を利用して一泊二日の弾丸ツアーを敢行しました。10kWh iMiev の航続距離は約100km なので単純計算だと途中3回の充電が必要になります。以下、充電などの旅行記録です。充電費用、充電量などは文末の表にまとめました。有料充電スポットの利用は初めてです。

1日目

第1回充電:談合坂SA

最初は下の写真の奥の充電器を利用しようとしたのですが、QRコードを読んでアプリ(e-Mobi Power)をダウンロード、ユーザー登録したあと、クレジットカード入力のところでうまくいかないループが発生したため、思いついて四角い充電器(写真手前)でやり直したらうまくいきました。QRコード⇒アプリの画面で2つしか充電器が表示されなかったので、そういうことでした(手前の機械には2つ充電器がある)。

第2回充電:双葉SA
こちらは上の写真の奥のタイプに似た充電器が6個あるのですが、QRコード⇒アプリの画面で6つ表示され、そのまま充電できました。

双葉SAから伊那ICまでは約90kmなので、最初の計画では伊那ICを降りて充電しようとしていたのですが、岡谷ICあたりで電欠サインが出てしまいました(後で気がついた理由は双葉SAのあとかなり上り坂で標高差で電力が消費されてしまったということです)。伊那ICまではたどり着けそうもないので伊北ICで中央自動車道を降りました。

第3回充電:エコカーショップ・ノーツ @箕輪町
ここは支払いが無人野菜販売のように使った分だけ料金箱に現金(1分10円)を入れるというシステムでした。手持ちの現金が60円しかなかったので6分間だけ充電し、伊那へ向かいました。(後で上のページを見ると PayPay でも支払いできたようです。PayPay アプリは入れていたものの使ったことがないので、それはそれでハマったかもしれません。)

第4回充電:西天竜発電所 @伊那市
カーナビの指示で畑の中?の狭い道をぐるぐる回ってたどり着きましたが、認証で手こずりました。まず、暗くてQRコードが読み取れないという問題が。iPhone のライトのつけ方もわからなくなっていて、なんとかつけてもカメラを起動すると消えるという仕様(後で調べてもライトをつけたままカメラを起動するのは難しいようです)。自動車に懐中電灯を常備しておくのが正解でしょう。なんとか QRコードは読み込めたのですが、別のアプリ(エコQ電)をダウンロードすることになりました。半日 Google Maps を使ってパケ死しかけていたのでダウンロードに時間がかかりました。

電欠トラブルで2時間近く時間をロスし、この日は訪問先のお宅にご迷惑をかけてしまいました。

2日目

訪問先は標高約1400mということで、実はこれも危なかったのですが、往路は電力残量計ではそこそこ残量があると表示されていました。しかし翌日起動すると電欠表示になっており(バグ?)、下り坂を回生発電し、平地は電力を消費しないように走りました。充電スポットがある木曽福島までたどり着けるかまた焦りました。

第5回充電:三菱自動車販売店@木曽福島

ここは急速充電がなく普通充電でしたが、昼食を食べて観光をして2時間過ごし、50%+充電されたので200円(1時間100円)払って伊那へ向かいました。

伊那では当初「みはらしファーム」というところで充電しようと考えたのですが、訪問先で勧められた「グリーンファーム」というところに先に寄ってみようと考えました。あらかじめナビに設定していなかったので、手前の「みはらしファーム」を過ぎたところで地図を確認しようと脇道に入ったところ、警備?のおじさんが道を教えてくれました。おじさんは坂道を回生で発電とか言いはじめたのですが、実は同型 iMiev の元ユーザーだったのでした。

グリーンファームへ行った後(名前通り)高所にある「みはらしファーム」へ戻るとせっかくの坂道発電分が消えてしまうので、昨日行った西天竜発電所で充電することにしました(まさか2度行くとは思っていなかった)。

第6回充電:西天竜発電所 @伊那市
今回はまだ明るかったのでスムーズに充電できました。

その後伊那ICから中央自動車道に乗りました。

第7回充電:八ヶ岳PA
余裕を見て&休憩のため八ヶ岳PAで充電。
emobility power は他のSAと同じようですが、充電器と認証方法が違います。認証はWeb上で個人情報の入力はなく、クレジットカード情報を入れるだけでパスワードが提示され、それを(タッチパネルとかではなく)左右のカーソルキーとボタンで数字を選ぶという原始的なインタフェイスで入力する仕組みです。


ちなみにここの「清里カレー」(900円) はオススメ。

第8回充電:談合坂SA
上りエリアなので下りとは別の場所です。機械は下りと同型のようでした。今回EV充電器を使っている人をほとんど見かけませんでしたが、ここではPHEVが2台入ってきました。

充電のまとめ

場所

認証/支払い

金額 (¥)

電力量 (kWh)

単価 (¥/kWh)

時間 (分)

談合坂SA

emobility power

1,232

8.8

140

16

双葉SA

emobility power

1,001

6.4

156

13

エコカーショップ・ノーツ

現金

60

2

30

6

西天竜発電所

EcoQden

790

9.36

84.4

28

木曽福島三菱自動車

現金

200

5

40

120

西天竜発電所

EcoQden

490

8.15

60

18

八ヶ岳PA

emobility power

825

-

-

-

談合坂SA

emobility power

1,309

7.8

168

17

支払い方法&認証方法は様々(中央自動車道内でも一様でない)でした。

単価にも大きな差がありました(30円は安すぎ。168円は高すぎ。時間によっても差があるらしい)。
リッター20kmのガソリン車だと10km〜80円程度ですが、今回最高単価168円でフル充電すると1680円で10km168円なのでガソリン車の倍の費用($_$;)。自宅で充電すると売電単価=11.5円/kWh=10kmで、ガソリン車の1/8程度。
よく充電スポットを利用するなら充電カードは必要ですね。
私に関しては当面利用予定はありません(今回はあくまで実験でした)...

おまけ

牧尾ダム(御岳湖側)

野生動物たち@王滝村

ニホンザルは人里周辺でも道端でリラックスしているのを多く見ました。
イノシシの若い個体を山道で轢きそうになりました。
訪問先のお宅では家の前の木にクマが登っているのに遭遇したそうです。

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