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代々木→中目黒

昨日(5/16)の散歩 風車と鳥の衝突についてのシンポジウム(代々木)に行く 現在の技術的社会的状況の下で再生可能エネルギーを効果的に増やすには、発電用風車の数を数十倍に増やすことが必要らしい。一方、北海道内で絶滅危惧種のオジロワシが20羽ほど風車と衝突して死んでいることが確認されているが、道内で繁殖するオジロワシの個体(つがい?)は100程度(渡りを含めるともっと多くの個体がいる)らしい。このまま北海道で風車を増やすと数字上北海道のオジロワシはすべて風車と衝突してしまう... (他の鳥に比べてオジロワシは圧倒的にぶつかりやすいらしい) はじめて代々木公園を通る。 若い人たちがボールなどを投げ合っていて楽しそう(安上がりだし)。 広大で木々もうっそうとしていて都心の公園としてベルリンの公園に負けないです。 タイフェスティバル '09 こんなものをやっていたんですね。 えらく盛大。以前行った日比谷公園のアフリカフェスティバルも盛大だと思いましたが、それをかなり上回る規模。アフリカはやはり遠いのか、じゃなくて、東京の国際化が伸展していることを実感 NHK 右翼のデモを横目に通過 →代官山 地図もなくむやみに中目黒をめざす(代官山の駅ではじめて中目黒が代官山の次の駅であることを発見)。駅を通過して20分ほど道に迷った結果、なぜか代官山の手前に戻ってしまう(すごろくじゃないのでやめてほしい)。 中目黒到着 代々木のオリンピック記念青少年総合センターを出てから2時間。直線距離で3kmぐらいなのだが、地図がなかったのが痛い...

香港

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3月19日〜3月23日にかけて(初めて)香港に行ってきました。 (19日と23日は移動のみ) 友人が香港に滞在しているので、訪ねに行ったのです。 概要はこんな感じです。 3/20 友人と大仏を見に行く。 3/21 単独で海洋公園(遊園地)、海防博物館とビクトリアピークに 3/22 友人と歴史博物館へ フライトが深夜早朝便なので19日と22日は九龍の宿、中間は友人が住んでいる南丫(Lamma)島の宿に泊まりました。九龍の宿( Rent-a-Room )はオンラインホテル予約では一番安い部類ですが、アパートを改装して営業しているので著しく見つけにくい他は値段も設備も日本のビジネスホテルと同等でした。南丫島の宿は料金表によると1週間450HK$(〜5500円)ですが、船着き場と内湾を望むオーシャンビュー! 全体の感想 海と山と高層ビル 極度に集中した都会のすぐそばに自然があります(スプロールしている日本とは違って)。 国際都市 中国への返還後10年以上経っているわけですが、香港は日常的に(非中国語話者または非広東語話者とのコミュニケーションのために)英語を使って行くことを「選択」したように見受けられます。これは香港が交易都市であるという理由の他に、本国に対するアイデンティティ作りのためでもあるのかもしれません。 交易都市であること、英国との繋がり、返還前後に英語圏などに流出した市民との関係、英語の使用というような事由から、多くの非中国語話者が居住しているように見えました。英語がどこでも通じるということは英語の話せる非広東語話者にとって、かなり参入障壁を低く感じさせると思われます。友人によると、香港の国際化はかなり理想的とのことでした。 住むにはよいところ? というわけで、外国人にとっては住み心地が良さそうです。夏が8ヶ月とか長いのはいやですが。交通費や食費はかなり安いです。食事は1食300円ぐらいですみます。ケーキが1個100円とかすばらしいです。中華はいいから毎日ケーキを食べて暮らしたい :-P 南丫島 南丫(ラマ)島は香港島の南にあるY字型の島です(詳しくは こちら )。香港島中央駅の近くの埠頭からフェリーで約30分で着いてしまいます(運賃は200円以下!通勤も容易)。自然がいっぱいで田舎の漁村という感じもしますが、一方外国人が大量に住み着いていて、お店やレストランも...

Mac OS 9 文書サルベージ(続き)

以前、 Mac OS 9の文書の文書をサルベージするという話 を書きましたが、データはサルベージしてもアプリケーションが動かないという現実があります。 手元の PowerBook はClassicで起動できないし、ファインダーも開けないようです。おまけにサードパーティのClassicアプリケーションも文書もそのように認識してくれません(いつからそうなったのか不明)。昔使っていた以下のアプリは全滅 Design 2.0 (Meta Software Corporation) ハイパーグラフ (入れ子になったグラフ)が編集できるグラフィックソフト MORE II (Symantec) アウトラインプロセッサ アイデアストーム(メディアヴィジョン) アウトラインプロセッサ 青色申告用のソフトもダメかも。アイデアストームはテキストエディタで開くとテキスト部分は回復できます。 で、本日サルベージしたのは Design で描いた「家系図」。まだ処分していなかった古い iMac で Classic 起動、Design で文書を開くとフォントが Geneva しかなく、文字化けしています。絵のところは手描きで引き写し、文字化けしているところは SimpleEditor にコピペして文字を判読、手で写しました。Classic を使っていた頃は拡張機能かなにかが入っていて無理矢理日本語を表示させていたんですかね。もう記憶にありません... それに、消えてしまった(会社の)アプリケーションについてはネットで調べてもほとんど情報がひっかかってきませんね。

言葉とロボット

昨日の NHK BS hi 特集「 言語の起源(The Origin of Language) 」の一部分で視覚と言語でコミュニケーションをするロボットを紹介していた。AI研究の立場からするとこれは非常に重要で興味深い。番組中で言及されていた名前から担当の Luc Steels さんのホームページ ( Sony CSL Paris )を見つけたのでここにメモしておく。 ↓はプロジェクトサイト Emergent-language.org

WL-330gEリピーターモード

リビングにおいてある無線LANルータ (NEC ATerm WB7000H) の電波が2階の自室に届かないので(家は鉄骨プレハブ)、中継のために ASUS WL-330gEを買いました。 まずWL-330gEをLANケーブルでPCに接続し、リピーターモードを設定します。 次に受け手のPCで電波を見ると特に新しいことは起きていないようです。 再度WL-330gEに直づけし、アクセスしようとすると、WL-330gEをスルーしてWB7000Hにつながっており、WL-330gEの設定画面にアクセスできません。 結局のところ、受け手のPCで何も起きていないように見えるのは正解で、単に電波が遠くまで届くようになるというお手軽なもののようです。めでたしめでたし。 未確認事項 ・接続速度 ・Macで設定が可能かどうか  (今回受け手PCはAirMac Extremeカードを用いたPowerBook、   設定はWin XP機を使用しました)

かんたんケータイ

老人2人で携帯電話を買ってきました。 2ヶ月ほど放置されていたようです。 私はケータイには詳しくないので、使えるようにしたのは別の 人ですが、アドレス帳の使い方を聞かれたので見てみると ぜんぜん簡単ではありません。 ・アドレス帳ボタンを長押しすると何も起こりません。 ・アドレス帳ボタンを2度押しすると変なところ(アドレスの  新規作成)に行ってしまいます。 ・アドレス帳ボタンを3度押しするとヘルプに行ってしまいどう  やって戻るかわかりません。 要するにボタンの「アドレス帳」表記は最初だけ有効であとは 画面のメニューを見て操作しなければなりません。 これでは認知レベルが低下している人には操作が困難です。 また十字(矢印)キーにカメラ起動ボタンが二重アサインされ ているので紛らわしいです(なのでカメラマークはマジックで 塗りつぶしました)。 設計している人は機能を削って字を大きくすればシニア用と銘 打てると考えているのでしょうか...

Transition

広告を嫌って某コ○ログフリーから新年を機に移ってきました(どうしてもっと早く気がつかなかったんだろう)。 標題はそのことではなく、年末に行ってみた トランジションタウン の説明会のからみです。 トランジションタウンのトランジションとは主に「『過度に石油などの化石燃料に依存した社会経済システム』から『自然との共生を前提とした持続可能な社会経済システム』への移行」を中心としたさまざまな変革を目指す運動のようです。その背景の1つに石油の枯渇ということ(ピークオイル(変なことばですが))への意識があります。 上記トランジション運動は、現在世界のさまざまな歪み(多くは石油文明に基づいている)の反省からより人間的な世界を目指そうとするもので、共感できるところも多々ありますが、ピークオイルということに関しては単に懐古的に過去を指向すればOKというわけにもいかないかもしれません。(彼らも指摘するように)石油文明は約1世紀間の世界を形作ってきたからです。ピークオイル後、使用可能なエネルギー量が減るとすると次のような問題がでてくることが考えられます。 経済成長は使用可能なエネルギー量に概ね比例している... 使用可能なエネルギー量のほうが原因側ならピークオイル後、経済は縮小することになります。これは経済成長を前提とする現在の経済的常識からすると許されない事態ですが、人類の福祉にとって経済成長が不可欠なのかどうかは不明です。 人口成長は使用可能なエネルギー量に概ね比例している... 使用可能なエネルギー量のほうが原因側ならピークオイル後、人口は縮小することになります。人口の縮小が出生率の自然減で起こるのなら問題は大きくないかもしれませんが、そうでない場合、人口の縮小はおそらく多くの人々の餓死という形で起こります。石油(エネルギー)は食料確保に関して例えば次のような役割を持っています。 肥料の生産・輸送 農業機械の燃料・生産活動 温室などの燃料 食料・飼料の輸送・保存(冷蔵・冷凍含む) 漁業用の燃料 トランジション運動などが目指す持続可能な食料生産の(増加)量が現在の石油によるブーストに匹敵しない場合、餓死を含む人口縮小が起こると考えられます。また、食料が不足すると人心が荒れるため、食料をめぐって戦争が頻発する可能性があります。悲劇を防ぐには、食料減少の率...